日光太郎山(2367m)・・・関東百名山

・ 男体山ファミりーの長男格、太郎山は比較的訪れるハイカーも少なく、静謐な山歩きを楽しめる。眺望は申し分なく、
 はるか北に尾瀬のヒウチ、至仏、近くには百名山の日光白根、男体山を始め女峰山、大真名子・小真名子が望める。
【山 域】 奥日光
【日 程】 2003/08/28
【交 通】 マイカー
【入山地】 裏男体林道、湯殿沢橋から北へ1.5km先の新薙コース登山口
【コース】 登山口8:30−お花畑10:35−10:50太郎山頂11:55−小太郎山12:15−12:50ハガタテ薙分岐12:55−
13:45山王帽子山13:55−14:30山王峠14:45−光徳牧場15:25(アストリアホテルで入浴)

光徳牧場の駐車場でいつもの仲間が集合。

1台に乗り合わせ、裏男体林道で登山口に向かう。

湯殿橋で志津乗越への道を右に分け、

あとはダート道を行くこと約1.5km、

右側に駐車スペース(5台程度)、で車を捨てる。

50mほど先に行けば、太郎山の道標が

右に見つかる。

コメツガ・シラビソの樹林帯の中の登路は

日差しが遮られ快適。

振り向けば男体山の雄姿が2484mの標高を誇る。

(国土地理院が標高を数メートルプラス修正するとか)

今日登る太郎山は日光表連山縦走路から離れ、

「孤独な山」とも呼ばれ、訪れる人は少ない。

周囲に潅木が目立つようになれば、

「日光三険」の一つ「新薙」に差し掛かる。

注意して薙を横切り、なおも登れば、

右手に大真名子・小真名子、その向こうに

女峰山が凛とそびえる。

小尾根を乗り越すと、ぽっかり「お花畑」に出る。

火口原だ。名前に反し、花はほとんどない。

カミさんは「遺跡発掘」の土方作業でで鍛えられ、

このごろ強くなって、最近は措いていかれる。

「おーい、着いたぞー!」仲間の声が遠くに聞こえる。

シャリばての身体にひとムチあてて、這い上がる。

頂上の祠、祭神は「アジスキタカヒコネ命」

大国主命(男体山の祭神)と田心姫(女峰山の祭神)

の間に生まれた長男のお名前。話の筋が通ってる。



 

眺望を堪能しながら、いつもよりゆっくりと昼食休憩。

「眺望の「望」とは、高い山の上から

”あの土地が欲しい”と欲望をもって望むことなり」と

カミさんにひとくさり。

「どうでもいいことをよく知ってるわね!」一蹴される。

眼下に山王帽子山。

あの山を越えて、光徳牧場へ戻るのだ。


ハクサンフウロ

山頂から少し戻って、山王帽子山へ続く尾根に入る。

立ち枯れの木々の間から左手に

先ほどの火口原のお花畑が見下ろせる。

 

ちょっとした岩稜帯を越える小太郎山への登り返し。

小太郎山の眺望も負けず劣らずすばらしい。

眼下に戦場ヶ原、その向こうに中禅寺湖が

青い湖面を覗かせる。

男体山の稜線はいつ見ても美しい。

小太郎山から下ること30分、ハガタテ薙分岐。

光徳牧場へ直下する道は危険と閉鎖されているが、

なんと登ってきた人がいたのには驚いた。

山王帽子山(2077m)の独標をタッチして、

「あとは下りだけ!」と山王峠に向かって再び出発。

下ること30分で奥鬼怒林道の舗装路に飛び出す。

「どっちに行くの?」

「右、みぎ。100mで峠へ行く登山路があるはず」

 

笹原の広がる気持ちのよい「山王峠」で一服。

降りてきた山王帽子山を見返り

楽しかった山行を反芻。

心地よい疲れがジワリと染み出す。

もうすぐ光徳牧場。おいしいソフトクリームと

お風呂が待ってる。