至仏山(2228m)・・・百名山

     ・燧ヶ岳に対峙する尾瀬の名山。深田百名山のひとつ。                            
      ・マイカー入山規制もあり、今回は夜行バスでのアプローチ。                         
      ・池袋発23:30、時間調整を兼ね一般道をひた走るバスは明け方5時に鳩待峠に送り届けてくれる、
      ・帰りは15時戸倉発。バス待ちの時間に温泉を楽しむ。                              

【日程】 2000/7/16  
【交通】 JTBツアーバス  
【温泉】 戸倉温泉  
【入山地】 鳩待峠  
【コース】 鳩待峠5:05〜オヤマ沢田代6:35〜小至仏7:35〜7:55至仏山8:00〜10:20山の鼻11:00〜鳩待峠11:45  
     

ツアーに頼んでおいた「山菜おにぎり」で朝食をすます。

すっかり明るくなった鳩待峠の登山口から至仏山に向かってスタート(5:05)。

ツアーのほとんどの人は直接尾瀬ヶ原へ下りていくようだ。

ミズナラやブナなどの広葉樹林で覆われたなだらかな山道の気持ちよい登攀が続く。

尾瀬らしく木道が整備され、ところどころの難所にはすべて階段が設けられている。

しばらくして道が山の南側に回りこむ。

視界が開くと、三角錐の山が姿を見せる。

笠ヶ岳だ。

歩き始めて約1時間、

格好の休憩ポイントが現れる。

木道の横に大きな岩、尾瀬ヶ原の

一部が見渡せる。

雲の切れ目から尾瀬ヶ原にもれ注ぐ陽の光。

林相が針葉樹にかわると、ひょっこりオヤマ沢田代に出る(6:35)。

山上の湿原、尾瀬に居る実感がつのる。


          ベニサラサドウダン

やがて笠ヶ岳への分岐を左に見て少し進むと

森林限界を超える。


      雪渓が右側に現れ、その上はお花畑


    ハクサンイチゲ          ダイモンジソウ

 他にシオガマなど可憐な小花が目を楽しませてくれる

お花畑を登り詰めれば小至仏山(7:35)。
   少し前から雲行きが怪しくなり、
冷たい西からの強風が吹き出した。

風は左の谷から猛烈に吹きつのる。
稜線の道が尾瀬ヶ原側の右に回ると嘘のように
風がおさまる。

小至仏山から一度下り、
ハイマツと石楠花に彩られた尾根をたどる。
左の耳が痛いほど冷たい。

          最後のガレ場を注意して登ると
          そこが至仏山頂(7:55)

時おり薄れる雲の合間から尾瀬ヶ原が見える。
360度の大パノラマを期待したが西側は
雲が厚くまるで見えない。

ゆっくりもしたいが帰りのバスの時間が気になる。

出来れば温泉にも入りたいネ。さっぱりしてから
帰ろうと、休憩もそこそこに下山開始(8;00)

下山のコースタイムは2時間とある。下山苦手のわれわれにはもう少しかかるだろう。山を形成する岩は蛇紋岩と呼ぶ。
とにかく「すべる、滑る」と注意書がどの案内書にも書いてあるいわくつきの難所が続く。鎖場は2ヶ所。おおむね木道や階段が
設けられてはいるが露岩地帯も多い。雨でなくて良かった。

少しづつ尾瀬ヶ原がはっきり見えてくる。木道が識別できるようになり、
やがてその上を歩くハイカーの姿が点々と見え始めるとやっと行程の半分。

今年初めてのニッコウキスゲが一本、われわれを出迎える。
コースタイムをオーバーすること20分、山の鼻に着く(10:20)。下り下手の二人。

山の鼻の小屋でラーメン一杯、超特急で鳩待峠へ45分で到着。峠のカキ氷がうまかったこと!