尾瀬・燧岳(2356m)・・・百名山

・登山口から最短時間で登れる檜枝岐の御池コース。
・途中2つの湿原のお花畑を愛でながら標高差670mをつめる。
・長い下りのあと温泉小屋で一泊。広い風呂で疲れを癒す。

【山 域】 尾瀬
【日 程】 2001/07/28-29
【交 通】 マイカー
【入山地】 檜枝岐の御池駐車場
【コース】1日目
      2日目
御池5:45−広沢田代6:50−7:50熊沢田代8:10−狙グラ9:55−10:05鞍部10:50−11:05柴安グラ11:20−分岐11:45−温泉小屋14:35

温泉小屋6:55−(寄り道)7:30東電小屋7;40−8:10見晴8:30−白砂乗越9:50−10:15沼尻10:45−11:35長蔵小屋12:00−沼山口13:10


亭主の郷里の妹が尾瀬に行きたいというので、同行。

尾瀬ヶ原、尾瀬沼なら旅行会社のツアーで行ける。

兄としてちょっとはいいとこ見せねばと檜枝岐の御池コースから燧ヶ岳へ。

前回、霧のため見逃した熊沢田代とその後ろに聳える「燧」の雄姿をぜひ見たい、見せたい。

「燧」のあとは温泉小屋に泊まって、尾瀬沼に抜ける欲張りコース。

前夜出発、夜半23:40、御池の駐車場着、車中泊。3人車中泊はチョト辛かった。

駐車場で朝食を軽くとって、駐車場奥の登山口へ。天気は上々。熊沢田代が楽しみ。

登山口のゲートからすぐ、100mほどにある燧ヶ岳への御池登り口。

まっすぐ行けば「燧裏林道」、三条の滝や平滑(ヒラナメ)の滝を経由して尾瀬ヶ原に出る。

すぐに始まる急登、道はジュクジュク、湿気タップリ。手袋は必需品。

手足を動員して慎重に、着実に高度を稼ぐ。

熊沢田代までのコースタイムは2時間10分(20年前の昭文社「山と高原地図」)

今日は小屋泊まり、ゆっくり往きましょう。

燧ヶ岳へは一段目の広沢田代、二段目熊沢田代と

二つの湿原を通過する。

登山口から約1時間で広沢田代。

湿原は「キンコウカ」が花盛り。

かたわらに「オトギリソウ」。

この花の名の由来はネ・・・と亭主の講釈が始まる。

キンコウカ

オトギリソウ

熊沢田代への登路から眼下の先ほど通過した広沢田代を振り返る。

着いたぞ、ここが熊沢田代。ほぼコースタイムで到着。

「湿原の木道と燧ヶ岳のツーショット。この景色がみたかったんだ!」

「興奮してないで、早くあそこのベンチで休もっ!」

熊沢田代の池の畔。水面に映る空の雲。

20分もの長い休憩を取る。

熊沢田代を振り返る。 最後のガレ場を登ると山頂。

双児峰燧ヶ岳のひとつ俎グラに到着(9:55)

一度鞍部に下り昼食、もうひとつのピーク柴安グラを見上げる。

途中難しい岩をよじ登り、山頂に立つ(11:05)

尾瀬沼を左に、ガレ場の急坂を下る。

「さあ下り2時間40分、ガンバッテ行こう!」

「おいおい、そんなに大手を振ってガンバラなくても・・・。」

しかし3時間たっても、

下れど下れど着かない温泉小屋。

「下り2時間40分って言ったの誰!」
オバサンパワーに責めつづけられて針のムシロの亭主。


「ハクサンフウロ」かな?


温泉小屋

3時間と30分の後、くたびれ果ててやっと着いた温泉小屋。

小屋に宿泊のチェックイン。小屋の人に聞いたら・・・「下り3時間半はかかりますよ」だと。

じゃあ、ちゃんと人並みの時間で下りてきたのだ。見晴へ下りて遠回りするほうが時間的には速いらしい。

20年前の地図のコースタイムは・・・役に立たない。タタミと同じ、古くなるとダメだねMさん。

登山口には「朝8時以降のここからの登山は避けるように」との注意書きがあった。よほどの難コースを下りたのだ。

午後6時、夕食を終えて小屋の前にいたら、同じ道をビッコひきひき下りてきたオバサン。なんと4時間半かかったとのこと。

ヒヨドリ

コバギボウシ

ニッコウキスゲ

クガイソウ

マルバダケブキ

ノリウツギ

【2日目】

昨夜はお風呂に入って、タップリ眠り、快調の目覚め。

今日のコースはらくちんコース。時間もタップリ余裕あり。

「見晴」へ向かう途中、「尾瀬ヶ原橋」を渡り東電小屋を見学に。

(・・・本当は、小屋前の洋式便器がお目当てでした)

尾瀬ヶ原から流れ出る唯一の川、只見川。下流に三条の滝。

おいしいコーヒーを出す見晴で

休憩のあと

尾瀬沼の沼尻(ぬしり)へ向かう

途中の沢で汗を拭く。

白砂乗越(峠)はちょっと難所。

白砂乗越からの下り。

下:ツリガネニンジン

右:ミツガシワ

沼尻の休憩所

「みつ豆」がおいしい。

トイレ券200円なり!

コオニユリ

ショウブ

オゼソウ

「ここどの辺り?」「すぐ長蔵小屋よ」

「ほらね、屋根が見えてきた」

長蔵小屋

ヤナギランの丘へ寄り道

尾瀬沼をあとに大江湿原を沼山峠へ

さらば尾瀬沼、また来るよ

温泉小屋を7時前に出て、ゆっくり尾瀬沼を楽しんだ。

13:00すぎ沼山口に到着。約6時間の歩きでした。

シャトルバスで御池の駐車場に戻り、

帰路檜枝岐の新装なった「燧の湯」に浸かる。→

露天風呂が広くなってゆったり気分。いい山旅でした。