女峰山(2483m)・・・二百名山・関東百名山

   「女峰山 田心姫の 化身とか 尻たたかれる 夫の男体」


女峰山へのコースガイドは

霧降高原から赤薙山を経て

稜線を縦走する1泊2日の

  コース紹介が多いのですが、  

裏男体の馬立からだと

日帰り周回が可能です。

・男体山の祭神は大国主命。女峰山は妃の一人、「田心姫(タギリヒメ)を祭る。
・山頂は360度の絶景。男体が大真名子・小真名子を従えて聳えるさまは絵に画いたように美しい。
【山 域】 日光
【日 程】 2002/08/31
【交 通】 マイカー(日光金精道路三本松から志津林道)
【入山地】 志津乗越
【コース】 志津乗越7:10−馬立分岐8:05−馬立8:15−水場9:30−9:50唐沢小屋10:35−
11:20女峰山頂11:35−12:10帝釈山12:15−13:10富士見峠13:20−馬立分岐14:15−志津乗越14:50

実は皇海山を狙って吹割の滝から林道に入ったのですが

林道が崩壊、「車も人もここからははいれません」の張り紙。

あきらめて金精峠トンネルを抜けたところで目前に男体山。

「そうだ、女峰山!」

車を志津林道にむけ志津乗越を300mほど行き過ぎて

路肩に車を止める。ぎりぎり最後の駐車スペースを確保。

「一般車通行禁止」のゲートを越え馬立に向かって
林道を歩き出す。約1時間の行程。

5月に登ったばかりの男体山がくっきりと見える。

美しい姿線を裾野に向かって引いている。

「ねえ、まだ?」

一向に山道らしくならないので催促される。

「そこ曲がったとこぐらいだろ。」と

適当にあしらう。

(まだ15分はかかるのだ)

コーナーを曲がるとやっと女峰山が見えてくる。

約1時間後、馬立分岐。(8:05)

道標が「女峰山」を指す道は、右へ下っている。

「下り?ちょっと地図出して。」「あい。」

「ああ確かに一旦下る。100m近く下るよ。」

「ええっ!そんなに下るの。」

「うん、ゴメンな」謝っておけばそれで済む。単純なカミさん。

馬立分岐から下りきって涸れた沢を渡る。
ここが地図上の「馬立」か、「荒沢出合」ともいうらしい。

道は沢の右岸の高みをなだらかに登り始める。
空気は爽やか。気分が良いプロムナードだ。

徐々に勾配が急になる。
  右の沢はまだまだ広い。これが狭くなれば「水場」。 


道はますます急に・・・。そして沢に出る。

沢を左岸に渡る。

パイプから勢い良く

冷たい水がほとばしる。

水場からの急登で

「もう死にそう!」と

シャリばての亭主、

悲鳴をあげる。


      男体山      大真名子山

唐沢小屋に着く。(水場から20分)

富士山がかすんで見える。

   山頂へはここから更に急登40分とある。   

「先にメシ!」  「そうしましょっ!」

小屋に入り込んで45分の長めの休憩。

山頂への40分の急登はガレ場がほとんど。

途中左へトラバースし、また急登。

小屋から山頂へのコースタイム40分を

なんとか5分オーバーでこなし

息も絶え絶えにたどり着く。

   山頂の祠。田心姫(たぎりひめ)を祭る。   

山頂碑はあと10m先。

下りてきた人が、「すごい眺めですよ!」

なにはともあれ記念撮影。


雲かかる「大真名子」    「小真名子」「奥白根」     「帝釈山」          「燧岳」

帝釈山を越え富士見峠へは

ヤセ尾根を辿る。

帝釈山に取り付く

10人ほどの団体が見える。

誰かが「富士見峠まで1時間半」と

言っているのが聞こえた。

「・・だって!もう降りようか?」

山頂から急な下り。

ビビル カミさん。

ハイマツの中を

一起一伏のヤセ尾根。

あちこちに

コケモモを盗掘の跡。

掘られたばかりか

まだ土が湿っている。

時おり立ち止まっては「女峰山」を振り返る。

なにやら、ツンとすまして高貴な女性といった感じの姿。

大国主命(男体山)と田心姫(女峰山)

太郎山・大真名子・小真名子

大黒様のファミリーを見ている様で

なにやらほのぼのした感じ。

帝釈山通過12:15。


   「奥白根」           「太郎山」       「根名草山」「至仏山」                「燧岳

帝釈山から1時間、ずっとコメツガの純林の中の下り。
「ねぇ、まだ?」「まだまだ、もうちょっと」


富士見峠。ここからまだ2時間の林道歩きが待っている。

いやもう長かったこと。


ダケカンバの美しい並木道。

前をいく同年輩のご夫婦を追いかけるが追いつかない。


早くも色づき始めた木。「もう秋なんだね。」

急ぎに急いで1時間半、30分も短縮し志津乗越着。