日光男体山(2484m)・・・百名山・関東百名山

   「男体山 美男ですねぇ 長い脚 中禅寺湖に ひたす足先」

  ・日光の山のシンボル、二荒山神社のご神体山で中禅寺湖から立ち上がる傾斜が美しい。
・中善寺湖畔の二荒山神社からの表登山道は標高差1200m。裏登山道は700m。
・前から登りたいとは思いつつもあの長い単調な急坂に挑む決心がつかずにいました。裏からならと思って出かけたのですが・・。
【山 域】 日光
【日 程】 2002/05/12
【交 通】 マイカー (東北道・宇都宮IC〜日光道路)
【入山地】 志津乗越(裏男体林道)
【コース】 志津乗越7:20−志津小屋7:25−五合目8:40−七合目9:10−九合目10:10−10:40男体山頂11:40−
九合目11:50−七合目12:20−五合目12:40−志津小屋13:20−志津乗越13:25

4時に早起き、4:45に川口を出発。一路東北道を宇都宮ICへ。

日光道路に乗り継ぎ、終点の清滝ICで降りたらコンビニで食料を買い込んで、いざ、「いろは坂」を登る。

中禅寺湖畔を抜け、竜頭の滝を過ぎ、戦場ヶ原を半ば突っ切ったら「光徳牧場」の看板にしたがって右へ入る。

一つ目を右へ、しばらくジャリ道を走りすぐまた左へ曲がれば裏男体林道だ。また舗装されている。

芽吹いたばかりの落葉松が美しい。

太郎山へ向かう林道を左に分け登りつづける。またジャリ道が現れると「志津乗越」は近い。

5〜6台駐車可能な広場。

林道を右へ100mほど行くとかすれた

「男体山」への道標。

右へ入り、笹を掻き分けていくと「志津小屋」があった。

登山口にお地蔵様。

軽く手を合わせて山道にかかる。

いきなり現われた残雪。

「こんな麓から雪があるの?」

「麓っていったって1800m近いよ」

「テッペンはなんメートル?」

「えーっと、2484mやったかな」

と言ったとたん、

腐った雪を踏み抜いた。

 山道に沿って

 残雪が延々と続く。

急登つづいて、ふと振り返ると

大真名子山の向こうに女峰山

歩きやすいところを選ぶと赤いテープを見失い

コースをはずすことしばしば。

ガレ場に差し掛かる。山頂らしきピークはまだ遠い。

前白根に隠れていた奥白根が頭を出す。

「雪だらけじゃないか」「こっちのテッペンもかな」

不安がよぎる。

八合目表示を過ぎるとますます急坂。

太陽が当りだし、例によってピッチが落ちて

遅れ始めるカミさん。

大真名子山(2375m)の標高あたりまで登った。

「あと100mだ。がんばれッちゅうに!」

「あたしもーっダメ!寝る」

「ちょうどいいや。一服つけてる間だけだゾ」

「山で行動不能になって死んでいくのってこんな感じね」

「おいおい」

「美女はこうして美しく死んでいくのよ。」

「びーじょぉ?だーれがー?どーこに?」

山頂から鎌の形に伸びた稜線上の雪田を往く。

コースタイム(2時間40分)を

30分オーバーで山頂に着く。
            (10:40)

二荒山神社の「奥社」にお参り。

傍らに「大国主命」の像の前で

百名山27座目の記念ショット。

山頂の東側から雲が押し寄せてくる。が、西側の山々はごらんのとおりよく見える。

左より奥白根(日光白根)至仏から右へ燧ヶ岳、さらに画面を外れるところに会津駒ケ岳

前白根の前に湯の湖。

「手前の麓が光徳牧場か。あそこの日光アストリアホテルでひとっ風呂浴びようなっ!」

  雲がにわかに切れ、中禅寺湖が姿をあらわす。   

「うぉーっ、真下に見えるね」

「麓が全然見えないわ。急勾配なのね。」

「やっぱり裏から登ってよかったろ」

「さあ帰えろっと、お風呂、お風呂」

山頂を辞す。(11:40)

下りコースタイムは志津小屋まで1時間半。

    登山路の雪は一層ゆるくなって・・・難行苦行。   

「どこをどう降りろっていうのよ。考えるのもいや!」

などとぶつぶついいながら前を降りるカミさん。

靴がドンドン汚れていくのを嫌がる亭主。

1時間40分後、志津小屋に着く。

太郎山をバックに落葉松林がいっせいに芽吹く美しい景色。