雲取山(2017m)・・・百名山・関東百名山・山梨百名山・花の百名山
 鷹巣山(1737m)・・・関東百名山

  ・ わが山遊隊百名山登頂一座めの雲取山に6年ぶりの再訪。今回は仲間と秩父三峰口からのアプローチ。
 新装なった雲取山荘に泊まり、石尾根を完全縦走。バテバテで奥多摩駅到着した。
【山 域】 秩父・奥多摩
【日 程】 2003/11/2-3
【交 通】 西武秩父線・秩父鉄道・バス/JR
【入山地】 秩父三峰
【コース】 【1日目】 三峰ロープウェイ頂上9:50−三峰神社10:10−11:35地蔵峠12:05−霧藻ヶ峯12:20−お清平12:30−前白岩ノ肩13:15−
前白岩山13:35−14:00白岩小屋14:05−白岩山14:30−芋ノ木ドッケ14:45−15:15大ダワ15:25−雲取山荘15:50(泊)
【2日目】 雲取山荘5:30−6:00雲取山頂6:20−奥多摩小屋6:55−ブナ坂7:25−7:40七ツ石山7:45−高丸山8:35−9:15鷹ノ巣避難
小屋10:00−鷹ノ巣山10:35−水根分岐10:50−カラ沢の頭11:15−六ツ石山12:00−三ノ木戸12:30−奥多摩駅14:15

【1日目】

西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅へ向かう途中で

歩きながら雲取山荘に予約の電話を入れる。

バス・ロープウェイと乗り継いで標高1073mを稼ぐ。

三峰神社の雑踏を抜け、ようやく登山道に入る。

茶店で仲間が買った「きなこ草もち」を食べながら

エネルギーを補給しつつ進む。今のところ快調。

「腹、へった!」と地蔵峠で早めの昼食。

霧藻ヶ峯では秩父宮両殿下のレリーフを見上げ

休憩もそこそこに、なおも先へ急ぐ。

白岩山の名前どおりに登山道は岩が現れだす。

前白岩山に近づくにつれ、急登路が徐々に増える。

お清平、前白岩の肩と順調にこなし、

前白岩山を通過(13:35)はコースタイム通り。

白岩小屋に向かうあたりから、道はますます急に、

遅れだす亭主。

「おおい、ちょっと待ってくれ」

「もう、みんな先へ行っちゃったわよ。がんばって!」

白岩小屋を通過、白岩山に到着(14:30)

元気な仲間とは正反対に、もはやダウン気味。

登山客になれた鹿がもの欲しそうに近づいてくる。

どこかのパーティが

「あっ!カモシカ、カモシカ!」

「絶対、カモシカよ」と嬌声をあげる。

「どう見ても、ただの鹿だよね・・」と

こちらは小声でブツブツ・・・。「まあ、いいか!」

芋ノ木ドッケで長沢背稜を左に分け、

ようよう大ダワに到着。

「ここまできたら、こっちのもん!」と少し長めの休憩。

今日泊まる雲取山荘まではあと30分だ。

15:50新装なった雲取山荘に到着。

歩き始めて、休憩含め、ちょうど6時間後だ。

1泊2食で7500円。晩御飯は6年前とまったく同じ。

「レトルトのハンバーグ」

8畳くらいの小部屋に11人はまあまあの込み具合。

午後7時半に就寝、午前1時に目がさめ、トイレに。

見上げる空は満点の星空。

【2日目】
  朝は4時半に朝食をすませ、5時半「へっ電」装着。

 いざ出陣!

雲取山荘から約30分で山頂。

6:03日の出を待つ山頂の雑踏。およそ100人。

「今日はあったかいね」 「前は0度だったよね」

雲厚く、ご来光は期待薄。

山頂から100mほど南の避難小屋。

昨日は満員で泊まれず雲取山荘へ避難した人もいた。

石尾根縦走のスタート(6:20)

「休憩こみでおよそ8時間の行程!がんばろう!」

山頂からブナ坂までは広い切明けの続く

気持ちの良い散歩道。

ただしそれは下りの場合で、登りはかなりきつい。

奥多摩小屋通過。ここは素泊りのみ。

山頂から約一時間、七ツ石山が見えてくる。

「もうすぐ ブナ坂だよ、登りに備えて小休止!」
 

15分の急登をガマンすれば七ツ石山の山頂。

ここは小雲取・雲取の絶好の眺望スポット。

「あんな遠くから降りてきたんだね」

「まだまだ先は長い、行こうか?」

七ツ石山から急坂を下りると、道は平坦になる。

コースに覆いかぶさるようにマユミの木が赤い実をつけている。

「ナナカマドじゃないの?」     「葉っぱの形がちがうでしょ」

「この木は弾力に富んでいるから、弓の材料にしたそうだよ」

そんなことを話しているうちに、巻き道を見過ごして、

いつしか、ピークをたどる切り明けを登っている。

予定していなかった高丸山(1733m)に登り、そして下る。

鷹ノ巣避難小屋に到着(9:15)

「ちょっと早いけど、昼食!」 「まだ、9時過ぎヨ!」

「朝飯は4時半だったんだから、腹へった」

通り雨がぱらぱらっときたので、小屋の中へ入る。

「きれいにしてある、いい小屋ね」全員意見一致。

「関東百名山の鷹ノ巣山によっていこうぜ」「うん!」

小屋からの登りは思ったよりきつい、35分かかる。

鷹ノ巣山から広い切明けを下る。遠景に御前山。

水根山・城山・カラ沢の頭と小ピークを次々こなす。

深い落ち葉に埋まる切明けを、カサコソ、カサコソと

わずかなふみ跡を頼りにたどる。

すれ違う人もまれな深い林の中の山行。

「イイナァ、この雰囲気」

将門馬場手前で巻き道コースに合流。

六ツ石山へはコースから5分ほど戻る感じで登る。

「ああ疲れた、もうアカン!」

六ツ石山からは三ノ木戸の大下り(独断の命名)

30分ほど急降下が続く。これで足はへろへろになる。

三ノ木戸の標高1000m付近の紅葉は今がさかり。

「まだ標高で500m下りが残ってるよ。

      林道登山口まで一時間」

かなり疲れてきて、ペースが落ち始める。

「足のうらが痛い、皮がめくれそう」と悲鳴が漏れる。

「見えた!道路が」の声が聞こえて・・・

それから相当下ってやっと登山口にやれやれ到着。

「お疲れさんの記念ショット!」パチリ。

が、ここから奥多摩駅までが長かった。

舗装路を下る45分が今日一番の長さに感じた。