陣馬山(855m)から高尾山口
JR新宿駅構内のいつものドトールで朝食。
高尾まではJRに乗らずに、運賃の安い「京王線」で。
高尾駅で乗り換えて2駅先の藤野駅。
どっと降りる中高年ハイカー。
あっというまにバスは満員に。
「歩くか?どこで降りたらいいかもわかんないし」
落合集落までバス道をぶらぶら歩く。
陣馬山登山口の道標にしたがって右に入るとすぐに、
ルートを栃谷尾根か一の尾根かの選択を迫られる。
亭主が未経験の一の尾根を選ばせてもらう。
「うゎーっ、きれい!」芽吹いたばかりの新緑。
山道に入る、一面の萌黄の海に目が洗われる。
登路は穏やかでたんたんと高度を稼いでいく。
登り口から山頂まで1時間40分がコースタイム。
ゆっくり楽しみながら登ろう。
バスの人たちはもう少し先の和田集落から
短時間で登れるコースを採ったらしい。
時間のかかるこのコースはすれ違うひともない。
緑のトンネルを抜ける。
急坂は山頂手前のほんのわずか200mほど。
山頂の芝生で昼食を広げる。
春霞のなかに富士。 右に目を転じれば
生藤山から奥多摩の山々が見渡せる。
「ここから景信山まで5.6kmだって」
「意外とあるな。てぇーっと高尾山口まで4時間か」
「いそぎましょ!」
景信山通過陣馬山から1時間25分後。
「まあまあかな」 「そうね」
景信山から一旦小仏峠に下る。意外ときつく、長い。
老夫婦が経営していた峠の茶店が閉まっている。
「病気にでもなったのかしら?」心配なことだ。
そして、城山への登り。飛ばしたのでちょっと疲れて
茶店で一息入れる。この先は何度も歩いた道だ。
少し下がったところに「ボケの花」。赤が鮮やか。
一丁平手前の鞍部一面が「イカリソウ」の群落に覆われていた。
色は地味だが、花の形が面白い。
「イカリソウとはうまくつけた名前だね」 「そっくりでしょ」
「これで今日の目的は達した」 あとはお気に入りの「シャガの花」
日当たりの良い道端は満開。
小ぶりのあやめに似た花容が可憐。