岩殿山(634m)・・・山梨百名山
大月駅から東京方面へ300mほど戻って、
岩殿山を真正面に見る跨線橋を渡る。
道は大きく右にカーブして登ってゆく。
掃除のおじさんがいるところが登り口。
(いつもいるとは限りません)
5分ほど登ると開けた台地に大月市の「ふれあい館」
入場無料で山岳写真家「白旗史朗」さんの写真展示。
「ふれあい館」から健脚なら20分で山頂に達する。
正面に富士、徐々に小さくなる大月の街を共に
整備された階段をもくもくと登る。
山頂手前の「大木戸(右図)」。
山頂の城手前の門があったところ。
天然の大岩の間を抜ければそこは山頂の広場。
山頂の城跡は桜の古木が枝を広げ、春はさぞかし・・。
馬場跡の中央にたって、来たほう(左図)を見る。
あずま屋があり、乃木大将の漢詩の石碑。
反対側にはピークの本丸跡への上り口。
ザックをデポして山頂の散策。
山頂はテレビの中継アンテナが2基。少々興ざめ。
山頂の片隅に追いやられた山頂標識(本丸跡)で
記念撮影。 背景はこの前登った扇山。
ザックのデポ場所で昼食休憩。
氷点下36度の寒気団にすっぽり覆われて、
太平洋に抜けた低気圧に向かって風が強い。
突然「ゴーッ!」という音がしたかと思うと
台風並みの突風が通り過ぎた。「ヒャーッツ」と悲鳴。
休憩のあとは、山頂から少し下って、
この標識に沿って兜(かぶと)岩〜稚子落しへ向かう。
築坂峠からは鐙(あぶみ)岩、兜岩と
ちょっとした岩稜登攀が楽しめる。
もたもたしてる夫人のお尻を、つい押し上げた友人は
「いくら夫婦だってお尻触るときは、
声かけてからにしてよ!」と叱られ、シュンとしてる。
切れ落ちた断崖をへつる。
幅は20cmもなく、平均台の上を歩く感じ(手すりアリ)。
突き当たりを右上へ、鎖にすがって
もう一登りすると、兜岩の上に出る。
振り返ればすっくと立つ岩殿山と大月の市街が見える。
「面白かったね」「うん、うん」と満足そうに答える仲間。
兜岩から40分、「稚子(ちご)落し」の下部に出る。
断崖のへりまで詰めて下を見るが底が見えない。
気温低く、風は冷たく強い。
「風がなければ、この岩はトカゲ(ひなたぼっこ)に
格好の場所なんだけどね」と亭主は残念そう。
「さあ、あの上でまた景色を見よう」と出発。
「稚子落し」上部。ここは岩殿城落城のとき
赤子を連れた奥方が、泣く子の声で追っ手に
気づかれるのを恐れ、子供を谷底に投げ落として
逃げ落ちた・・との伝承がある場所。
写真をとってるとカミさん二人の姿が見えなくなった。
てっきり落ちたと万歳した両亭主。
ところがカミさん二人はしっかり前を先に歩いていた。
下ること30分たらずで人家の庭先にひょっこりでる。