武尊山(2158m)・・・百名山・関東百名山

・北アルプスの穂高岳と区別するため「上州武尊山」と呼ばれる。または「ほたか」とにごらずに呼ぶ。
・登山口に武尊神社あり。その昔「保宝鷹(ホホウタカ)神社」と呼ばれ、従一位の社格を被叙との神社の延喜。
・日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の時登ったとの由来もあり、「武尊」の字をあて、「ほたか」と読ませたと思われる。

【山 域】 水上
【日 程】 2001/09/02
【交 通】 マイカー
【入山地】 宝台樹キャンプ場奥の裏見の滝入口
【コース】 裏見の滝入口駐車場5:45−須原尾根分岐6:35−7:35手小沢避難小屋分岐7:45−9:40武尊山頂10:20−剣が峰山分岐11:30−剣が峰山11:40
剣が峰山分岐11:50−12:55武尊沢13:05−須原尾根分岐13:40−武尊神社14:15−裏見の滝(見物)経由−裏見の滝入口駐車場14:40

前日の午後4時川口出発。水上温泉街のこぎれいなだけの飲食店で夕食。コンビニで食料を調達。

さらに奥へ、藤原ダム上を対岸に渡り、武尊トンネルを抜けすぐの山道を「宝台樹キャンプ場」の看板に

したがって右へ入る。車に酔ったカミさんが「止めて!限界。」というところが登山口の裏見の滝入口。

午後8時になっている。百名山だというのに駐めている車は2台のみ。

その夜到着した車はわれわれが最後。8時半には寝てしまった。

朝5時半の駐車場。奥に水洗トイレ完備。電気は対人センサーで自動点灯。身障者用も完備。

ギョッツ!!いきなり

「熊、出没注意」ときた。

「熊鈴」をザックにつける。

登山届をだし、3分も歩けば

武尊神社が左手に。

ここから林道、ジャリ道。

神社から10分ほどでゲートあり。

ここまで車が入れるが、

スペースは2台分がやっと。

たんたんと林道を歩く。

沿道に「ツキミソウ」や

「黄ツリフネソウ」。

50分で須原尾根分岐に到着。

左へ道をとり尾根に向かう。

帰路は剣が峰から降りてくる予定。

ふかふか絨毯の登りやすい道だ。

緩急とりまぜた登路をたどる。

須原尾根分岐から約1時間、

上の原からのコースと合流。

休憩ポイント。

ここから5分、手小沢避難小屋の

入り口を通過。

尾根をさらに登っていくと木々は

「ブナ」から「コメツガ」の原生林に変わる。

徐々に道は急になる。

出ました!第1の障害。

昨晩、隣りで車中泊の先行したご婦人が

妙にひねくれたハシゴを登り終えるところ。

ゆらゆら揺れて、スリル満点。

2番目の岩場。

ロープに頼る直登はかえって危険と、

手がかり、足がかりを見極めて左へ迂回。

次はそろそろとカニの横ばいよろしくロープのところへ。

ここまでくれば、あとは簡単。

最大の難関はこの岩場。

溝状になった岩場。

鎖にすがって・・・登りつくと、

眼前に広がる「至仏」と「燧」

あとひとつ岩場を越えれば

なだらかな尾根道は

知らぬ間に藤原武尊の

ピークを越えていく。


   ↑                                ↑
 「至仏山」                                    「燧ヶ岳


リンドウ

背丈を越すハイマツ帯のガレ場を登るとヒョッコリ山頂に到達(9:40)。

先着の登山者は10人ほど。川場や武尊牧場からの人もいる。

日光白根」「皇海山」が東に、高崎方面の平野が南に広がる。

武尊の最高峰は別名「沖武尊」とも呼ばれる。

目の前には「中ノ岳」から「前武尊」に至る稜線が雲の切れ目からかいま見える。

ここで40分の休憩。日差しが強い。

山頂のむこうに中ノ岳、すぐ右へ道をとり、

剣が峰(川場村方面)へ下る。

浮石だらけの猛烈なガレ場の下りがしばらく続く。

慎重に降りる。


トリカブト

ガレ場を下るとあとは

ルンルンの尾根道。

剣が峰山が見えてくる。

「ルンルンでもないか?」

かなりのアップダウンが

待ってるゾ。

約1時間で、剣が峰山直下の分かれ道。

剣が峰山に立ち寄るか、まっすぐ下りるかで

悩むカミさん。

「エエイッ!ここは気合で登っちまオー。」

「登って悔い無し、よかったネ。」

時に11:40。分かれ道から10分。

記念撮影、即下山。先は長い下りが待っている。

武尊の山々に別れを告げて、急な下りに取り掛かる。

道は少々荒れていて、

コースタイム以上の時間がかかる。

亭主は2回しりもち、カミサンはむこうずねを2回、

それぞれ「痛い名誉の勲章」を

この下りでいただきました。


古びた道標、よしよし、道は適ってる。


急降下1時間で武尊沢。汗を拭き10分休憩。


ミヤマハンノキの林を抜ける。

武尊沢に沿って下る。

道は時には高巻き、二つばかり小沢を渡渉する。

30分ほど歩くと道が平坦になる。

朝にわかれた須原尾根分岐の標識のところに

出れば周回コース踏破完遂。

林道終点も近い。

「裏見の滝」に立ち寄ることに。

武尊神社前から長い階段を5分ばかり下りねばならぬ。

「帰りがたいへんそー、やめる?」「行くわよっ!」

落差50m。滝の裏側に入れる。

「なかなかのもんだネ」「見に来て良かったでしょっ」

水のカーテンを通して、むこうの景色がシースルー。

駐車場に戻ると午後3時前、予定1時間オーバーでした。