燧ヶ岳(2356m)・・・百名山

・至仏山とともに尾瀬にある百名山として登っておきたい燧(ヒウチ)ヶ岳。
・短時間で登って帰れるコースとして福島県の桧枝岐御池からのコースを採る。

【山 域】 尾瀬
【日 程】 1999/9/12
【交 通】 マイカー(車中泊)
【入山地】 桧枝岐御池
【コース】 御池6:00-広沢田代7:00-熊沢田代7:50-俎グラ9:20-柴安グラ(ピストン)-10:15俎グラ10:50-ナデッ窪分岐11:10-朝湖湿原13:00-
13:20長蔵小屋13:45-沼山峠14:25-沼山口14:40-御池15:10

前夜8時に川口を出発

西那須野インターで東北高速を降り、塩原温泉を経由し、

会津街道に出て延々2時間の下道ドライブ。

仮泊地の桧枝岐の御池駐車場に着く。

祝日は駐車料金1000円が必要。

翌朝5時過ぎに起床。アンパン・バナナ・コーヒーの朝食。
6:00出発。

雲の中にいるような天候。

顔にあたる雲粒が水滴となって眠気を吹き飛ばす。

駐車場の西端から三条の滝へ向かう「燧裏林道」に入る。

ものの100mも行かぬうちに「燧ヶ岳登山道入り口」の標識

傍らに「クマ出没注意!」の看板。

1時間の登りで広沢田代を通過。山頂は雲の中。

楽しみにしていた熊沢田代の風景は全くの雲の中。天気が良ければ、山頂をバックに

熊沢の湿原全景パノラマが広がっているはずだったのに残念!(7:50)

雲の密度がますます濃くなって熊沢田代の奥の急坂にかかったところで雨具をつける。

幸い気温が低く、汗もほとんどかかない。急登をこなすこと1時間半、

岩場をヨイショ!と越えると・・・そこが燧ヶ岳の双児峰の一つ、俎(マナイタ)グラだった。

コースタイムを40分短縮しての登頂。 

そりゃそうです、景色は何一つ見えず、登るしかなかったのですから。

荷物をデポして昼食場所を確保、隣の柴安グラへピストン。

俎グラと柴安グラの鞍部。ハイマツと石楠花が地を覆う。

両峰のピストンに要する時間は約40分。

柴安グラの方がやや高く、黒ミカゲ石の山頂碑は柴安グラに建っている。

相変わらず雲霧の中、眺望は全く利かず。

柴安グラからの戻りに1ヶ所登りにくいところがある。

カミさんはスレ違う登りの人に「ここへ右足、そこへ左足」と指図している。

おせっかい焼くのは「恥ずかしい」からやめなさい。

俎グラに戻り昼食。

   

さてと下りはどちらだ?霧の中で見当がつかない。

隣のグループが同じ長蔵小屋へ降りるようだった。

「あの人たちについていこう。」

山頂から下ること20分、ナデッ窪分岐で天気が回復。

オオッツ、尾瀬沼が雲の切れ目から見え出した。

これでなきゃ、来たかいがないよ!

ナデッツ窪で沼尻への道を右に分け、長英新道に入る。

道はややぬかるみ、粘土質の坂で都合4度もスッ転ぶ。

カミさんはこけない。「う〜ん、重心が低いのだ。」妙に納得。

長い、長い、長い下り。樹林の中の道は永遠に続くようだ。

コースタイムを10分オーバーして尾瀬沼の週回路、

朝湖(アザミ)湿原の一角に合流した。ここまでくればもうコッチのもんじゃ!

平野家のお墓に立ち寄り「長英新道」を使わせてもらったお礼参り。
そして
長蔵小屋で長めの休憩。

「あれが登って来た燧ヶ岳だね」 「そうだよ、よくあんなところからはるばる降りてきたもんだ」

「天気が悪くて残念だったワ」 「熊沢田代は今度天気のよい時にもう一度行こう!」

尾瀬の花の盛りは過ぎていて、シーズンの棹尾を飾るリンドウとトリカブトだけが咲いていた。

天気の良い日の再登を誓って、大江湿原を抜け、沼山峠をノンストップで越えて沼山口へ。

シャトルバス(530円)で御池の駐車場に戻る。

あとのお楽しみは桧枝岐村営温泉。ゆっくり浸かって16:00に檜枝岐村を出発。

高速の渋滞につかまり、睡魔と戦いながら運転。途中食事をして21:00川口着。