檜洞丸(1600m)・・・関東百名山
・シーズン最高の日に登りあえた。 ・山道を彩る「トウゴクミツバツツジとシロヤシオ」の花のトンネル。 ・新緑のブナ林の中をよぎる木道をポクポクと歩む。もーっ最高!
朝4:30川口を出発。カミさんは助手席で寝てる。
起こすのも可哀想とラストチャンスのコンビニをパス。で、飯つぶなしの山行を強いられる。
曉明の中、有名な箒杉の下を通過。話しには聞いていたが立派なものだ。
西丹沢自然教室前、朝6:30というのにもう満車。なんで?
路肩の最後の駐車スペースに滑り込み。
西丹沢自然教室から上流へ10分。右に「つつじ新道」の入り口がある。
登山口で立ち止まり、合掌してからおもむろに歩き出す単独行の女性。
世の中色んな人がいるものだと感心。
沢を少しつめて、左へ高巻く。
穏やかな登り、小鳥のさえずり、新緑の木々の中をルンルンと40分。
ゴーラ沢の出会に出る。ここからの本格的な急坂に備えてチェック。
「なんでこれがつつじ新道なの?つつじなんてあんまりないじゃない!」
やっと1本見つけたつつじに不平をもらすカミさん。
ゴーラ沢出会から50分、展望台を通過。
富士がポッカリ空中に浮かぶ。
一息いれてまた登り始める。
ところどころにかかる鎖場。
標高差1000mを稼ぐ、今日は久々の本格的山行だ。
前日山小屋泊まりの人が降りてくる。
「ガンバッテ!もう30分も登ると、つつじのトンネルが待ってますよ。」
「トウゴクミツバツツジにシロヤシオ!」と、励まされる。
「エッツ!本当ですか。」がぜん目の前が明るく・・思わず早まる足。
が、長くは続かない。すぐ息が切れもとのかめ足ペースに戻る。
山頂手前800mから始まるつつじのトンネル。
シロヤシオのトンネルの中を行くカミさん。
「うわーっ」と言うしかことばにならない美しさ。
この日に登りあえた幸せ。
「どうりで朝早くから駐車場が満杯だったはずだ」
と,納得。
ビッシリ隙間のないほど花をつけた「シロヤシオ」
花に飽いたころ現われるブナ林の中の木道。
「マルバタケブキ」「バイケイソウ」を保護している。
爽やかな風が吹き抜ける。
登りの苦労も吹き飛ぶ一瞬。
登り始めて3時間。9:50山頂到達。
山名碑に抱きついてご満悦のカミさん。
山頂は広い。ここかしこでお弁当の店開き。
われわれもベンチの一角を借りていつものうどんを作る。
それにしても本当に気分の良い山頂だ。
今まで敬遠していたけれど、「見直したよ、丹沢さん」
来た道があまりにすばらしく、そのまま戻るか犬越路へ周るか悩む。
山頂から犬越路〜大室山方面を遠望。
あるある、花の道がずーっと続いている。「行ってみよう。まだ時間はたっぷりある」
犬越路は武田信玄が小田原城攻めの時に、あまりの急坂に犬を先導させて越えたという由緒あるところ。
歴史のこんなのに弱い亭主は一人でも行くつもり。
めったにない夫唱婦随のケース。いつもは逆、婦唱夫随が我が家のパターン。
熊笹の峰、大笄(オオコウゲ)小笄などの小ピ−ク。
急な鎖場の下り。行き交う人も少ない静かな山行。
コースタイム100分を120分かけてたどり着く。
青い屋根は犬越路の避難小屋。
ゴールデンレトリバーを連れたハイカーが小屋前に。
犬越路ならではの風景か?たまたまの偶然か?
犬越路の峠から檜洞丸方面を振り返る。
ここから東海自然歩道を通って用木沢の出会へ降りる。
約1時間の行程だ。
道端に咲いている「マムシソウ」(草名札が付いていた)
鎌首をもたげたマムシに似ているからか。
マムシソウ
沢に降り立ち。何回か渡渉を繰り返す。
透き通った沢水ががさらさらと流れる。すばらしかった今日の山行。
感慨に浸りながらボンヤリ歩いていて流れに足を突っ込んだ。
中高年の山での滑落、こんなときに起こるのかナ?
あともう少し、気を締めて行こう。
駐車場に戻り、車の中で1時間ほど昼寝。事故渋滞の東名、昼寝のおかげで眠くならずに安全運転。
「こんどはどこへ登ろう?」