早池峰(1917m)・・・百名山/秋田駒ケ岳(1637m)・・・二百名山

・どうも東北の百名山は雨にたたられる。八甲田も岩手山も岩木山も。「東北百名山の雨男!」
・42座めにと狙った早池峰はまたしても雨、それも大雨。ずぶ濡れになった身も心を癒してくれた「ハヤチネウスユキソウ」
【山 域】 北上山地
【日 程】 2004/7/17-18
【交 通】 夜行バス
【入山地】 小田越(ピストン)
【コース】 1日目 小田越登山道入口9:30−五合目11:00−大岩11:15−11:50早池峰山頂12:55−小田越14:25
2日目 八合目10:40−片倉山11:10−分岐11:40−12:00早池峰男岳山頂12:05−分岐12:20−
阿弥陀池12:30−分岐12:40−片倉山13:05−八合目13:30

 【1日目】・・・・早池峰

池袋発23:30の夜行バス「らくちん号」で盛岡入り。

前日帰省の仲間のSさんがパジェロでお出迎え。

地元で有名な朝市で朝飯用に「あんころ餅」を

手にした我々は雨の街道を南東へ。

シャトルバスのでる「岳」に8:30到着。9:00発に乗る。

片道500円のバスに乗ること約30分、

登山口の小田越(おだごえ)で登山客がどっと降りる。

雨、降りやまず、一向に気勢あがらず。皆、うつむきがち。

アオモリとどまつの樹林を進む。

早池峰は県外の登山客が7割とか。

「せっかく来たんだ、登ろうよ」ってところ。

              
        ナンブトウチソウ                 ・・・トラノオ?               ツリガネニンジン              ハクサンチドリ
 

登り始めて1時間半、5合目を過ぎて風が強まる。

横殴りの雨が身体に浸み入り、体温が低下。気力萎える。

7合目、先行の20名ほどのグループが撤退を決める。

「俺たちも帰ろうか?」 と弱気の相談。

「でも、あの二人どんどん先へ行っちゃったわょ」

ほどなく大岩を過ぎ、名物のはしごに差し掛かる。

登ること2時間で稜線に到達。

シモツケらしい花が咲くちょっとした湿原。

木道があって、ずぶ濡れの滅入った気分が少し癒される。

そこから約20分、ふと見上げると避難小屋。

「おーい!着いたぞ」先行の仲間の声が聞こえる。

誰もいない山頂での記念ショット。

せっかくの42座目の百名山、悪天候がうらめしい。

普段はこのあたり、弁当を広げる人で、足の踏み場もないとか。

避難小屋にもぐり込んでともかく昼食。

ところで、「避難」小屋を「非難」小屋と書くHPが多いのは

嘆かわしい。非難(ののしる)してどうする。

14:43の小田越発のバスに乗るべく

13:00少し前に避難小屋をあとにする。

「コースタイム、下まで1時間50分。ギリギリだよ!」

危ない下りの大ハシゴは迂回し、急ぐ。

川のようになった樹林の中の道。登山口は近い。

強風の中の奮闘、骨が折れまくったTさんの折りたたみ傘。

 【2日目】・・・秋田駒ケ岳

網張温泉の国民休暇村に泊まった我々の願いが通じ、

翌日は「晴れ!」

ところが・・・、トンネルを抜けて田沢湖のある

秋田県側に入ると、ドン曇り。

シャトルバスで8合目に達すれば、ごらんの通り。雲霧の中。

  
  歩き始めて30分の片倉山。赤土の広場とある。
 
      
      カラマツソウ             ミヤマハンショウズル           エゾツツジ
 

早池峰とはうってかわってこちらは人出が多い。

8合目までバスで登れて、歩きも往復2時間程度。

花が多い、田沢湖、乳頭温泉郷が近くにあって、

ツアーの団体さんが幾つも入山している。

狭いコースの行き違いは譲り合い。時間がかかる。

 

      
     マルバタケブキ              ニッコウキスゲ             シャクナゲ

秋田駒の最高峰は男女岳の1637mだけど、分岐から

片道20分の男岳(1623m)に登って、お茶をにごす。

阿弥陀池の向こうの小屋は立錐の余地もないほど

人であふれ、とても昼食どころではない。

池をぐるっと回って帰路につく。

最後の楽しみにとっておいた乳頭温泉に浸って仕上げ。

眺望皆無の今回の山行でした。