鼻曲山(1654m)・・・関東百名山・信州百名山
仲間との山行はいつもの「下山地事前車デポ」方式。
白糸ハイランドウエイの長日向のゲートに車をデポして
入山地の熊野皇大神社に車を向ける。
この神社は旧碓氷峠にあり、群馬と長野の県境に位置する。
ここの名物の「力餅」を食べて元気をつけてから出発。
一旦、群馬県側に下ること200mばかり、
鼻曲山を示す道標が左手に現われる。
熊野皇大神社(旧碓氷峠)
「左、鼻曲山、まっすぐ霧積温泉8kmだって」
やたらヒネクレ曲がった雑木林の中の
穏やかな登路がコースの始まり。
一ノ字山(1335m)を知らぬ間に過ぎ、
いくつかのピークを越えていく。
スタートが10:20と遅かったので
途中の留夫山(1591m・1等三角点)で
昼食をとろうと最後の急坂を励む。
留夫山でなにやらアンテナを右に左にかざす男女。
「アマチュア無線ですか?」
「いいえ、クマ探しです」 「えっつ、くっクマ!」
「これでクマのいる方向がわかるのです。」
「いるのですかクマ?」
「この山域には12〜3頭いますよ」
「ぎゃっ!熊鈴、熊鈴」 あわてても遅い。
「変な形、あれが鼻曲山ネ」やっと見えた。
笹と風倒木が邪魔する道を見失わぬように進む。
留夫山から次のピークを超えて鞍部に下る。
残雪が待っていた。
群馬側の霧積温泉からの道とここで合流。
「霧積温泉といえば森村誠一の人間の証明の舞台」
「お母さん、あの麦わら帽子は・・」と誰かが続く。
にせピークを2つ、また騙されたとののしりながら
急坂を攀じる。黒い大岩がゴロゴロ現われたら山頂。
14:35鼻曲山頂(大天狗)に到着。
昼食こみで4時間かかった長丁場。
10分ほどで下山にかかる。
小天狗とよばれるサブピークからは
浅間山が真正面に見える。
「煙、でてるよ。」 「ほんとだ」
小天狗からは乙女コースで長日向に下りる。
はじめは急な下り。ロープにすがって。
まもなく車が待つ長日向